
最近、Youtube上で私がお気に入りのOGAチャンネル内にて、

とパノリンのオイル最高!!と盛り上がったので、
教習車(CB),SS(R1),オフ車(セロー),デュアルパーパス(テネレ)乗りの経験を持つ私が各オイルメーカーをインプレッションしてみました。
走行距離によるシフトフィールの変化やオイルによるトラブルなど、メリット・デメリットを簡単にまとめて話していきたいと思います。
季節が変わり目だし粘度変えようかな?そろそろ交換時期?等で自分のバイクにどのオイルを入れよう? と迷っている方!参考にしていただければ幸いですん!
※読むのがめんどくさい!という方は下の方に総評が有るので、そちらを御覧ください。
―以下詳細―
使用車種:CB400SB(2010年式),YZF-R1(2010年式),セロー250(2005年式),XT1200Z-SuperTenere(2010年式)
使用条件としては、
CB400SB=ツーリング,高速道路(走行距離:1400km/月)
R1=サーキット,ツーリング,高速道路(走行距離:3000km/月)
セロー=ダート林道,舗装林道,ツーリング,高速道路(走行距離:5000km/月)
XT1200Z=ダート林道,舗装林道,ツーリング,高速道路(走行距離:3000km/月)
※同じオイルを最低2回連続使用。
※価格は1L当たりの税込み表記。価格参考値は在庫量,知名度からwebike価格を使用。
それではまず、有名所から。
①WAKOS
①-1 品名:トリプルアール
参考価格:2808円
粘度:10W-40
平均使用距離:3000km
使用車種:YZF-R1 2010年式
印象:
・メリットとしては、優れた性能!交換直後のシフトフィールはこいつが一番!スコスコ入ります!バイク屋さんによっては安く入れられるところも有るので、とりあえず迷ったらこれでしょう!安心安定。
・デメリットとしては、2500km過ぎたくらいからとてもシフトフィールが悪くなった印象。 加えて、高回転域の多用時では、オイル油圧警告灯がつく始末。自分の扱い方だと、合わないのかな?それとも車体との相性の問題?オイル油圧警告灯に関しては、結局謎でしたが恐らくオイルの劣化かな?と。 それ以外は、全く問題なかったです。
【個人的評価:4.0/5.0】
①-2
品名:プロステージ-S
参考価格:1944円
粘度:10W-40
平均使用距離:3000km
使用車種:YZF-R1 2010年式
印象:
・メリットとしては、安心安定なオイル。コスパが良い点!日常用途であれば3000kmはシフトフィールがそこまで変わることなし。
・デメリットとしては、温度変化に少し他より弱いみたいで、走り始めとエンジン温まってからのシフトフィールが結構変わる印象。高回転域の多用で3000km行く前にシフトフィールがものすごく悪くなってしまう。 平均的な良いオイルですかね!
【個人的評価:3.5/5.0】
②モチュール
品名:300V 4T ファクトリーライン
参考価格:3942円
粘度:10W-40
平均使用距離:3000km(R1),2000km(セロー250)
使用車種:YZF-R1 2010年式,セロー250
印象:
・メリットとしては、低回転から高回転運転時までシフトフィーリングが変わらず、温まってきてからは最高のレスポンス。
・デメリットとしては、値段高いよぉ!劣化が早いこと。個人的にはR1で2000km、セローで1000km付近で低温時、シフトフィールががっつり悪くなりました。温まると少しは改善されましたが、価格の割には?という印象。
【個人的評価:3.5/5.0】
③スノコ
品名:RED FOX(レッドフォックス)
参考価格:1710円
粘度:10W-40
平均使用距離:3000km
使用車種:YZF-R1 2010年式
印象:
・メリットとしては、安いよ!けどそれなりに耐久性有るよ!シフトフィールあまり変わらないよ!の三拍子。
・デメリットとしては、2000kmまではシフトフィールは良いんだけど、超えたあたりからがっつり落ちる印象。エンジン始動直後は特にはっきり分かるレベル。高回転使用域では、伸びが他と比べると少し弱くなった印象。 プロステージ-Sより若干性能は劣るかな?
【個人的評価:3.3/5.0】
④パノリン
PANOLIN(パノリン)
2011-12-14
品名:SYNTH(シンセ)
参考価格:2808円
粘度:10W-40
平均使用距離:3000km
使用車種:YZF-R1 2010年式
印象:
・メリットとしては、掘削機のオイルを作っているノウハウがあるだけに、とても高耐久なオイルという印象。3000km超えても個人的にはギアの入りも終始あまり変わらず良かったです。(試しにどのくらい迄フィールが持つか試みた時は、4500~5000km位で変わってきました。) 高回転域での伸びも最高!オイルを入れる際に細いホース状のノズルが内蔵されている。
・デメリットとしては、値段がちょっと高い。 全体的な平均値がとても高いオイルですね!私のおすすめオイルNo.2!
【個人的評価:4.5/5.0】
⑤ASH(アッシュ)
品名:VSE
参考価格:2937円
粘度:10W-40
平均使用距離:3000km
使用車種:XT1200Z(スーパーテネレ),セロー250,YZF-R1
印象:
・メリットとしては、耐久性はパノリンに劣らない。シフトフィール最高に良くなる(トリプルアールに少し届かないくらい)。なんと言っても温度変化に強い点!高回転域多用しても乗り出し直ぐでも全然シフトフィーリング・アクセルレスポンスが変わらず、とても性能に感動したオイルでした。
・デメリットとしては、値段が高い。うん。高い。
【個人的評価:4.8/5.0】
⑥カストロール
カストロール(Castrol)
2011-12-14
品名:Castrol POWER1 4T
参考価格:1645円
粘度:10W-40
平均使用距離:2500km
使用車種:CB400SB
印象:
・メリットとしては、安い。何処のお店でもおいてある。
・デメリットとしては、自分の使用用途では耐久性足りないし、シフトフィールものすごく悪くなるしで散々でした。特に温度変化に弱い印象。高回転域でも伸びがイマイチ。 草レース等でベール缶使用ならコスパはまぁまぁいいかも?程度。
【個人的評価:2.5/5.0】
⑦ホンダ純正オイル
Honda(ホンダ)
2011-12-14
品名:ウルトラG2
参考価格:1641円
粘度:10W-40
平均使用距離:2500km
使用車種:CB400SB
印象:
・メリットとしては、安い。何処のお店でもおいてある。
・デメリットとしては、2000kmまではシフトフィールは良いんだけど、超えたあたりからがっつり落ちる印象。温度変化に少し弱い印象。高回転域では2000kmくらいまではあまり変わらず、超えると伸びがイマイチになった印象。 スノコ-RED FOXより若干性能は劣るかな?
【個人的評価:3.0/5.0】
【総評】
⑤ASH(アッシュ) 品名:VSE ,参考価格:2937円 ,【個人的評価:4.8/5.0】☆1位
④パノリン 品名:SYNTH(シンセ), 参考価格:2808円 ,【個人的評価:4.5/5.0】☆2位
①-1WAKOS 品名:トリプルアール ,参考価格:2808円 ,【個人的評価:4.0/5.0】☆3位
②モチュール 品名:300V 4T ファクトリーライン ,参考価格:3942円 ,【個人的評価:3.7/5.0】☆4位 ①-2WAKOS 品名:プロステージ-S ,参考価格:1944円 ,【個人的評価:3.5/5.0】☆5位
③スノコ 品名:RED FOX(レッドフォックス) ,参考価格:1710円 ,【個人的評価:3.3/5.0】☆6位
⑦ホンダ純正オイル 品名:ウルトラG2 ,参考価格:1641円, 【個人的評価:3.0/5.0】☆7位
⑥カストロール 品名:Castrol POWER1 4T ,参考価格:1645円 ,【個人的評価:2.7/5.0】☆8位
ということで、
性能的オススメは「ASH」 VSE,【個人的評価:4.8/5.0】 ☆1位
(ホンダ車に限っては、) 価格的オススメは「純正オイル」ウルトラG2, 【個人的評価:3.0/5.0】
これを参考に、みなさんも良きバイクライフを!
それでは、また。
Let's go outside!!
