粉砕骨折ライダー社畜がバイクで世界を駆け回る!

社畜サラリーマン、Motoです。 海外移住を夢見て、まずは海外ツーリングを初めました。 これから色々と趣味や勉強のことについてブログで紹介できたらと思い開設しました。 経験談を含め、進路や人生について迷ってる人に対して参考になればいいな! 趣味:バイク、ギター、バイオリン、温泉巡り、海外旅行、自転車、語学学習 My motorcycle history: CB400SB →YZF-R1 →Serrow250 →xt1200z →グロム →F700GS NOW

裁判

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【バイク事故Part3-裁判編】勝訴のために、やるべきこと。

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長らく期間が空いてしまって申し訳ない!
前回の記事一覧
バイク事故Part1-事故発生編→http://motorbikeworldwide.net/archives/19983151.html
バイク事故Part2-訴訟準備編→http://motorbikeworldwide.net/archives/20001248.html

今回は、
実際の【①裁判内容】、【②裁判期間中にやるべき/控えること】のまとめ。

①【裁判内容】
今回の事故は、「進行方向に向かって横から飛び出してくる形で相手の車がぶつかってきた」
ということで、
判例集で言うところの「路外車が道路に進入する場合」に該当。
過去の判例では、

「基本ー過失割合」
・自車(10):相手(90)

として、スタート。
この基準から、自分が幹線道路走行であった・相手のウインカーなしだったなどの点を
修正要素として、両者の資料内容から過失割合を足し引きし、裁判官が判決をくだす。
特に、資料の準備に長い時間がかかるので、訴訟する際は気長にやりましょう。

「賠償内容について」
今回は交通事故なので(車両の損害賠償)の他に、(入通院慰謝料)を訴訟内容に盛り込む。
入通院慰謝料は、過去の判例をもとに「何ヶ月間入院or通院したか」という点から、一定の額が既に決まっており、この金額を基準にします。(例えば、通院2ヶ月したのであれば、何十万円等。)
金額面のトータルとしては、

「車両の損害賠償」+「入通院慰謝料」=「合計額」

※車両損害賠償金額は、中古相場や新車時or購入時から何年経過しているのかも考慮するため、
 大きく変動する。(減価償却資産の考えを反映するため)

「添付資料について」
実際に裁判で必要になった主な証拠説明資料一覧。
  標目            趣旨
1:交通事故証明書      →交通事故の発生事実を確認する  
2:自動車車検証       →自分が所有している車両であることを証明
3:写真撮影報告書      →事故現場付近の様子を立証
4:衝突写真         →衝突地点を把握
5:自動車車両損害調査報告書 →裁判相手の損害箇所の事実確認
6:損害確認報告書      →自分の車両金額や運搬費を証明

②【裁判期間中にやるべきこと、控えること】
・入院/通院に関する金額書類関係の整理
 →2回3回口頭弁論と進んでいくにつれ、先方より提示を求められる。
・損害賠償に関する全ての領収書
 →被害額の提示
・事故現場などの証拠写真を裁判期間中は、SNS等へのアップロードを控える
 →裁判期間中に場合によっては、不利になる可能性があるため。

と、基本的にはこんな感じになります。
あくまでも一例として捉えてくださいね。
最後に。。。

「判例集について」
これは何冊か市販されています。
自分がお世話になった法律事務所では、俗に赤い本と呼ばれる以下リンクの本が多数の弁護士によく使われていると、教わりました。
訴訟する側・される側含め、交通事故での損害賠償の相場観や過失割合の参考に。
よろしければ、どうぞ。

では、今日はこのへんで!
次は、「バイク事故Part4ー訴訟結果編!」
それでは、また。

【バイク事故ー訴訟編】Part2-資料準備編

2(YZF-R1、納車したてのとき。涙)
先日の記事のハイライト。
雨の日、R1で事故る
→俺氏、救急車搬送
→病院後、保険会社と話し合い
→相手はやってないの一点張り
→事実関係が異なる
→保険会社同士では埒が明かない
→訴訟。
というわけで、今回は訴訟するまでのお話。
先に結果を言うと、裁判では、

過失割合-原告(私) 20 : 被告(相手) 80

となりました。
今回の記事では、裁判で不利にならないため、何に注意し、どうした方がいいのかを具体的に紹介できればと思います。
※私の場合、任意保険の弁護士特約を付けていたので、上限300万円まで弁護士諸費用が免除。今回のケースは最初から最後まで、全て無料で済ました。

さて、分かりやすい?様に料理番組的な感じで、弁護士依頼~裁判の準備までの流れをご紹介していきまーす!
まずは、全体の流れから!

1)保険会社に弁護士特約で裁判する手続きを依頼。
          ↓
2)数週間以内に、保険会社から担当弁護士が紹介される。
          ↓
3)弁護士と直接話し合い、訴訟の準備。

1~2)は電話でササッと住んでしまうので、割愛致します。

それでは、本題の訴訟準備に関して。

3)裁判関係の書類(訴訟委任状等)については、弁護士から、依頼があります。
弁護士に従って、済ませていきましょう。

以下には、自分で用意できる絶対に有った方が裁判で有利になる「材料」を記載。
「材料」
①事故当時の証拠となる「場所の写真」や「一連の流れが分かるドラレコ動画」(自分の場合は写真のみ)
※事情があり撮影困難な場合は、弁護士が代理で撮ってきてくれます。
②当時身につけていた、装備品等の写真。(損害賠償で必要)
 事故由来の損害として、認められるかどうかは裁判時に決まるので、損害を受けたものは全て写真にとっておきましょう!
(以下一例)ヘルメットやバッグ等の装備品
DSC04125

③ドラレコがない場合、どういった状況の事故だったかを絵を含めて、紙に記載。
※弁護士からどういった事故だったのかを聞かれるため、「自分がどの車線をどっちの進行方向に、何キロぐらいで~」といった詳細な情報を伝えるために使用。

④事故現場に来てもらった警察が作成した報告書(現場見取図等)を元に作った「事故証明書」
※警察署に行けば手に入ります。保険会社や弁護士経由でも入手可(ただし委任状必)。

⑤治療に掛かった費用が分かるもの。医療領収書等。

だいたいは、こんな感じですね。
別途、必要なものがあれば弁護士から依頼があります。

【訴訟材料が揃ったら?】

そして、揃った材料を弁護士に提出。
       ↓
弁護士が、材料を元にどういった事故だったのかをまとめた文書を作成。
※裁判所へ提出するための文書。
       ↓
弁護士から、わからない箇所の事情聴取。これが、月に数回。
※文書は裁判官宛であり、どういった事故だったのかを分かりやすく、明確に書くことが必要な為、
結構時間がかかります。お互いに何回も話し合い書類のブラッシュアップしていきました。
情報の漏れや齟齬が無い様、時間がかかっても本気で仕上げましょう。
       ↓
数カ月後、弁護士から裁判所へ提出するための文書完成の連絡。
       ↓
何度も読み返し、問題がなければ、必要書類に記名・捺印をし、訴訟手続きを弁護士に委託。
       ↓
    ☆訴訟手続完了☆

大まかな流れは以上です!
今日はこのへんで!
次回は、実際の裁判の流れをご紹介!
さらに、知って得する情報(損害賠償関係)を満載にお届けしたいと思います!

それでは、また!
Let's go outside!!
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